株式会社酒直
「いつもどこかにサカナオ♪」 創業118年。和歌山に根ざし、地域の人々を支えてきた総合商社。お客様の生活を豊かに、社員を幸せにしたい。
暮らしのすべてを支える、地域密着の総合商社。
創業150年に向かって、着実な歩みを続けています。
◆変化し続けられる企業でありたい~代表取締役社長執行役員/酒本 徹
「酒直ってよく聞くけど何をやっている会社?」という方も多いのではないでしょうか。
酒直は道路、ガソリン、住宅、食品などを扱う総合商社。
いつも新しいことに挑戦しているので、「●●の会社」という限定的なイメージを持っていただきたくないと思っています。変化し続けられる企業であることこそ、当社のめざすところ。この柔軟さがあったから、118年の長きにわたって和歌山に根を下ろし、発展を続けることができたのだと思っています。
変化し続けるには、クリエイティブな感性が不可欠です。たとえばガソリンなどの化石燃料が減るとしたら、次に来るのはなんなのか。水素?電気?そもそもコンパクトシティ化の進展で車は売れなくなるのでは?とか。あるいは、当社の『宝梅』は好評ですが、次に扱うべき食品は何でしょうか。ビーガンか、昆虫食か、代替ミート?こんな感じで想像をめぐらせ、やりたいことをやって、だれよりも毎日を楽しんでいるのは社長の私なんですけどね(笑)
社員には、私以上の好奇心で挑戦してほしい。商社には、商いのすべてがある。社員と共に学び、これからも商売の楽しさを味わっていきたいと思っています。
Company
Profile
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設立
1949 年
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代表者
酒本 徹
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資本金
4800万 円
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売上高 (前年度実績)
365億 円
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社員数 (前年度実績)
179 人
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平均年齢
41.9 歳
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年平均
有給休暇取得日数 (前年度実績)10.7 日
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過去3年間の
新卒採用者数5 人
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過去3年間の
離職者数0 人
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平均勤続年数
14.2 年
- 株式公開
- 非公開
- 事業内容
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◆暮らしのすべてを支える、地域密着の総合商社
【建材部】
太平洋セメント(株)の和歌山県下特約店として、建物・道路・港湾・河川・法面・公園等に使用する材料を提供。
紀州材を利用したベンチなど、地元資源の活用にも取り組んでいます。
【硝子部】
セントラル硝子(株)の大阪府下・和歌山県下の特約店として、防犯ガラス・防音ガラス・エコガラスなど、多種多様なガラスを販売。
ガラスは省エネや安全にも大きな役割を果たしています。
【住設部】
戸建住宅、集合住宅、公共施設などで使われる水回り設備(システムキッチン、浴室など)を販売。施工~メンテナンスまでトータルに請け負っています。
【食品部】
紀州特産の南高梅を使った梅干『宝梅』を、自社オリジナル商品として販売。地元の土産物店のほか、全国の百貨店でも販売されています。
和歌山の名産品を紹介するサイト「紀州もん」の運営、調味料や製菓・製パン材料、業務用食材なども販売しています。
【エネルギー部】
コスモ石油(株)の特約店として、サービスステーションのほか「日根野車検センター」「酒直オークションダイレクト」を運営。『ピッカーズ』として、板金・車の買い取り、車両販売も手がけています。
【保険部】
あいおいニッセイ同和損害保険(株)、損害保険ジャパン(株)の損害保険代理店、アフラック生命保険(株)、SOMPOひまわり生命保険(株)の法人代理店、三井住友海上火災(株)の特約代理店として、命と暮らしを守るさまざまな保険商品を販売しています。 - 事業所
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本 社 :和歌山県和歌山市十三番丁30番地
(総務部・保険部・建材部・エネルギー部)
和歌山県下:11拠点の事業所があります
(建材部・硝子部・食品部・住設部・エネルギー部)
大阪府下 :7拠点の事業所があります。
(建材部・硝子部・エネルギー部)
ポイント①
明治時代、始まりは小さな菓子店
酒直の創業は明らかではないのですが、先代の記憶を手繰ってみると、和歌山・下津港で開いた小さな菓子店が始まりのようです。
明治38年(1905年)になると、菓子以外の食料品、酒、日用雑貨、電気製品、石油製品など取扱品目がぐんと広がり、「酒直百貨店」の看板を掲げます。自然喫水が深い下津港には外国船が頻繁に出入りしており、その乗員が立ち寄る店としても人気を博していたようです。
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ポイント②
昭和38年からワークライフバランスに配慮
当社には昔から、今に通じる進取の気風があります。象徴的なのが、昭和38年(1963年)、中小企業として初の「週休2日制」を導入したこと。日本中が好景気に湧いた頃で、当社の売上も右肩上がりでした。
しかし、忙しく働く社員を見て、戦争を経験した経営者の胸に、ふと疑問が湧き起こります。
「命は儚い。その命を仕事ばかりの人生に費やしてはいけない」
そこで、土曜は趣味に、日曜は家族と一緒に過ごせ、と言い、本社の玄関には「週休2日にご協力をお願い申し上げます」の貼り紙を出しました。当時はニュースにも取り上げられ、話題となりました。
ポイント③
1日1%の変化を積み重ねる
新型コロナなど、今も社会は大きく変わり続けています。どうすれば、変化の波を乗り越え、発展していけるのか。現状のビジネスにしっかり取り組みながら、マネジメント力を持った優秀な社員を育成することに力を入れたいと思っています。
私たちが育てようとしているのは、能動的に周囲に働きかけ、皆を巻き込んで新たなビジネスを創出できる人です。たとえば、建材部では建設資材を販売していますが、モノだけでなく労働力や効率化の仕組みを提供してはどうか。社内外のネットワークを活用すれば、今までにないサービスが生みだせるのではないかといったことです。
そのためには固定観念からの脱却が必要ですが、簡単ではありません。しかし、一日に少しずつ、1%ずつでも変わっていけば、1年後には大きな成長を果たすことができます。その発想で、人材育成も地道に取り組んでいくつもりです。
人材を育てながら、評価制度の見直しも実施。だれもがステップアップできる体制を整えているところです。社員のモチベーションを上げ、今まで以上に「ここで働けてよかった」と思える会社にしていきたいと考えています。
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