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POINT!

  • IoTを駆使した省人化・効率化のスマートファクトリーが始動!
  • 超高機能性樹脂の原料となる、DHDPSの開発・製造を手がける国内唯一のメーカー
  • 半数以上が自社開発製品。新プラントも続々新設!
業種
メーカー メーカー
本社
和歌山県和歌山市小雑賀3-4-77 地図

from 採用担当者

小西化学工業株式会社へようこそ!

地元 和歌山でキラリ!と光る 研究開発型企業です。

ボーイング787の機体に採用されている当社の特殊樹脂。次なる夢の新素材とは?

創業から70年近い歴史を持つファインケミカルの中間体メーカー、小西化学工業。決して大きな組織ではありませんが、「キラリ☆」と光る唯一無二の技術を誇る会社です。

最大の強みはスルホン化技術。この技術を使い、特殊エポキシ樹脂の開発に成功しました。炭素繊維に含浸させれば、鉄の1/4の重量で10倍の強度を持つ新素材をつくることができることで注目され、ボーイング787の機体に採用されることになりました。

航空機分野への進出をきっかけに、2013年テクノポート福井に新工場を建設。2017年に第2プラントを増設。福井工場はIoTを駆使したスマートファクトリーで、スマホやパソコンによる遠隔操作を通して省人化、効率化を実現しています。また2019年、本社横に新素材の事業化に向けたプラントを新設。10年以上、コツコツと温めてきたプロジェクトが一気に動き始めています。

Company Profile

  • 設立

    1962

  • 代表者

    小西 弘矩

  • 資本金

    1,000 万円

  • 売上高 (前年度実績)

    530,000 万円

  • 社員数 (前年度実績)

    0

  • 平均年齢

    37

代表者
小西 弘矩
株式公開
非公開
事業内容
情報電子材料、機能性樹脂、感熱紙用顕色剤、ポリマー改質剤、エポキシ樹脂硬化剤、耐熱樹脂用モノマー、特殊モノマー、ケイ素系有機/無機ハイブリッド材料、医薬中間体等、多岐に使用される機能性化学品の開発・製造・販売および受託製造

【当社製品の具体的な用途例
 ・航空機等に使われるCFRP(炭素繊維複合材料)用のエポキシ樹脂および硬化剤
 ・航空機・人工透析膜・各種耐熱電子部品用に用いられるスーパーエンプラのモノマー
 ・POSラベル・レシート紙・バーコードシール等に使われる感熱紙用顕色剤
 ・ストッキング等に用いられるナイロン繊維用染料固着材
 ・ポリエステル改質剤
 ・携帯電話等の液晶画面に用いられる液晶形成用ポリマーの主原料
事業所
■本社
〒641-0007
和歌山県和歌山市小雑賀3丁目4番77号

■福井工場
〒913-0038
福井県坂井市三国町テクノポート2丁目8-2
沿革
1952年5月
小西化学工業所として創業、化学工業薬品の製造販売を開始
1962年9月
株式会社組織に変更し、小西化学工業株式会社として創立
1977年4月
ビスフェノールS新工場操業開始
1983年
英国ICI社にビスフェノールS製造技術供与
1996年4月
ISO9002認証取得
1997年12月
小西弘矩社長就任
2001年5月
ISO14001認証取得
2003年
エポキシ樹脂プラント操業開始
2005年3月
OHSAS18001認証取得
2007年
開発プラント操業開始
2013年10月
福井工場操業開始
2016年8月
和歌山県「1社1元気技術」登録
2016年10月
[わかやま健康推進企業]に県下第一号認定
2016年12月
小西弘矩社長 日刊工業新聞 優秀経営者賞授賞
2017年2月
経済産業省「健康経営優良企業2017」認定
2017年3月
経済産業省「はばたく中小企業・小規模事業者300社」生産性向上部門に選定
2017年10月
福井工場第2プラント完成
2017年12月
経済産業省「地域未来牽引企業」に選定
2018年
経済産業省「健康経営優良法人2018」に認定 /本社新開発プラント完成
2019年
経済産業省「健康経営優良法人2019」に認定

    KONISHIの事業戦略

    リスクを取って「一歩先」に進む。この姿勢で最高売上記録を更新中!

    世の中を変えるほどの技術革新の陰には、必ず化学の進歩があります。より安全で扱いやすく、環境への負荷が少ない製品を自らの発想力と行動力で生み出し、社会に貢献していこう。これが小西化学工業の考え方です。

    当社は長年、受託メーカーという立場に甘んじてきました。そんな中、海外から安価な製品が流入する中で危機感を抱き、独自性を持つ研究開発型メーカーへの転換を開始。言われたものをただつくるだけでなく、用途にまで踏み込んだ開発、提案へと領域を拡大しようと頑張ってきたのです。

    結果、自社開発製品の比率が半数以上に。2016年度は過去最高の売上となり、その後も前年を上回る記録を更新し続けています。
    10年、20年先を見据える事業戦略で大胆に設備投資を行ってきたことが実績につながっています。今後もこれまで同様、社運をかけた新素材の開発に取り組み、「KONISHIだからこそ」の技術で勝負したいと考えています。

    化学で世の中に貢献する。そんな技術者になってみませんか(小西社長)

    化学で世の中に貢献する。そんな技術者になってみませんか(小西社長)

    KONISHIの技術力

    業界屈指のスルホン化技術を応用し、最終製品に近いモノづくりを

    当社の主力製品は、スーパーエンジニアリングプラスチック(超高機能性樹脂)の原料となるジヒドロキシジフェニルスルホン(DHDPS)。耐熱性や絶縁性に優れた素材で、航空機分野以外にも人工透析膜や水処理膜、高級感熱紙の発色溶剤、界面活性剤など多用途で役立っています。国内でDHDPSを製造しているメーカーは当社だけ!

    このスルホン化技術をもとに、次なる成長の柱として期待しているのがPSQ(ポリシルセスキオキサン)。PSQは有機材料と無機材料の特性を併せ持ったハイブリッド材料で、光学・電子材料の分野での活用が期待されています。2018年11月には、本社の敷地内にPSQ専用の新プラントを建設。研究開発を進め、ビジネスの柱に育てていきたいと考えています。

    もう一つ、アプリケーションを意識した開発も今後の大きなテーマです。用途にまで関与する研究開発で、当社の技術を広い分野で役立てていただきたいと思っています。

    次世代シリコーン樹脂、PSQの事業化に向け、本社横に専用プラントを新設!

    次世代シリコーン樹脂、PSQの事業化に向け、本社横に専用プラントを新設!

    KONISHIの人材育成

    全社員を巻き込む『キラリ!KONISHI』で、壁を取り払う

    入社されたらまず「何がやりたい?」とお聞きするので、考えておいてくださいね。100%思いどおりとは限りませんが、できる限り尊重します(実際、半年間、好きなことに没頭する機会に恵まれた新入社員も)

    給与や賞与は、年齢でも勤続年数でもなく実力で評価。社長と一対一で面談する「社長聴くコミュニケーション」など、経営トップとの距離も近い!「社長、実は・・・」と相談できるまたとないチャンスです。

    仕事を頑張るためには健康も大事。そこで健康増進に取り組み、経済産業省の『健康経営優良法人2017』に認定されました。2017年時点では、和歌山県初の認定です。
    全社員を巻き込み、チームや個人で川柳やポスターに取り組む『キラリ!KONISHI』は、社内の活性化に役立っています。この社風を楽しみながら前例のないテーマに挑戦し、新素材の生みの親になる。そんな若手社員に期待しています。

    部門の壁もなく、コミュニケーションは活発!いろんな分野から人が集まっています

    部門の壁もなく、コミュニケーションは活発!いろんな分野から人が集まっています

キラリ! KONISHI受賞ポスター
ボーイング787の認定受託メーカー
社長と1対1で面談
「経営のテーブルの真ん中に技術を」
「社長デスクムービングアラウンド」
若手社員も大きなプロジェクトに参加
キラリ! KONISHI受賞ポスター
ボーイング787の認定受託メーカー
社長と1対1で面談
「経営のテーブルの真ん中に技術を」
「社長デスクムービングアラウンド」
若手社員も大きなプロジェクトに参加

キラリ! KONISHI受賞ポスター

社内活性化活動「キラリ! KONISHI」の一貫として、チームごとの活動を見える化するためのポスターを作成。良い案は掲示・表彰!

ボーイング787の認定受託メーカー

航空機材料分野にチャレンジし、ボーイング787に使用される炭素繊維複合材用特殊樹脂の認定受託メーカーに。

社長と1対1で面談

社員と1対1で面談する「社長聴くコミュニケーション」。やりたいこと、考えていることを伝え、実現できるチャンス!

「経営のテーブルの真ん中に技術を」

これまで培ってきた技術を新たな用途に拡大できるよう研究部と営業部はタイアップして技術展開を進めている。

「社長デスクムービングアラウンド」

毎月1週間だけ、社長席が各部署に移動。部内会議もオブザーバーとして参加。開発方針についてアドバイスももらえます。

若手社員も大きなプロジェクトに参加

やる気のある若手社員にはどんどんチャレンジさせてくれる社風。ボーイングをはじめ、ビッグプロジェクトにも参加できます!

選考方法
【一次選考】
 筆記試験、適性検査、面接&研究内容のプレゼン(研究部長・総務部長)

【二次選考】
 面接(社長・役員)
採用プロセス
◆エントリー
  ↓
◆説明会・見学会(WEB・和歌山本社)
  ↓
◆正式応募
  ↓
◆一次選考
 筆記試験(専門・英文和訳)・適性検査
 面接&研究内容のプレゼン(研究部長・総務部長)
  ↓
◆二次選考
 面接(社長・役員)
  ↓
◆内定
採用学歴
大学院 
採用学歴学部学科コース
化学系およびその関連学科
応募方法
ユーロードもしくは当社ホームページからのエントリーによる自由応募
応募書類
履歴書、成績証明書(院卒の場合は学部時のものと両方)
◆研究開発職希望の方はA4用紙2枚程度の研究レポート
採用予定数
若干名
採用実績校
<大学院>
大阪大学、大阪教育大学、大阪市立大学、岡山大学、関西学院大学、京都工芸繊維大学、熊本大学、静岡大学、東邦大学、名古屋工業大学、奈良先端科学技術大学院大学、福井大学、北陸先端科学技術大学院大学、和歌山大学、徳島大学、富山大学、九州工業大学、島根大学
<大学>
千葉大学、大阪府立大学、大阪工業大学、岡山理科大学、関西大学、近畿大学、福井大学、大阪大学、慶應義塾大学、大阪市立大学
<短大・高専・専門学校>
和歌山工業高等専門学校、阿南工業高等専門学校
フリー入力欄1
今、当社が求めているのは、自ら考え、能動的に行動できる自律した人です。研究開発者としてはもちろんのこと、第二創業ともいえるこれからを担うリーダーとなれる人です。
・能動的に考え行動できる人
・自ら変化を起こせる人
・ゴール到達への研究開発には労力を惜しまない研究者
・知的好奇心あふれる研究者
・ハイレベルなお客様の要求とスピードに耐えうるタフさをもった人
・人間的魅力があふれ、明るい対応のできる人
技術を伝承しながらも新しい技術領域に挑戦し、イノベーションを起こせる人に、ぜひ、応募してほしいと思います。
採用職種
■研究開発職
【理系学部卒】博士・修士
【分野】有機化学・高分子化学、化学工学など、限定なし。幅広い分野からのエントリーをお待ちしています。


仕事内容
■研究開発職
◎新既製品の合成技術・重縮合技術・分析技術の開発
◎スケールアップを含むプロセス開発

独自技術の開発とともに、顧客からの受託開発にも携わります。

航空機材料用の樹脂原料、燃料電池用電解質膜原料、情報電子材料用新素材、水処理膜、透析膜など、応用範囲は多種多様。
ニーズの高まりが予想される最先端素材の原料の開発に携わるチャンスもあります。

中間体メーカーとして歩んできた当社ですが、今後はアプリケーションへの意識を持ち、最終製品により近い分野への進出をめざします。
基本給
博士了
(月給)245,600円

修士了
(月給)221,600円

試用期間あり
※試用期間3カ月(待遇に変更ありません)
諸手当
通勤手当(4100円〜16100円/公共交通機関は全額補助)、家族手当(配偶者14000円・子女5200円)、転居手当(通勤1.5時間以上の方が0.5時間圏内に転居した場合に家賃の50%を3年間補助)
昇 給
年1回(4月)
賞 与
年2回(7月・12月)
勤務地
和歌山市小雑賀本社
勤務時間
標準時間 8時00分~17時10分(実働8時間)
※フレックスタイム制導入(コアタイム10時10分~15時00分)
休日・休暇
年間休日120日 
年次有給休暇 ※有給休暇取得率72%(2019年度実績) 
積立有給休暇(2年経過で消滅する有給休暇を30日まで積み立てられる制度です)
特別休暇
夏季長期休暇
年末年始長期休暇
慶弔休暇
育児介護休暇
福利厚生
リゾートマンション(白浜、福井勝山 他全国多数)
資格取得祝金制度
コミュニケーション奨励金
婚活奨励金
改善提案制度
各種表彰制度
親睦行事
各種社会保険
財形貯蓄
退職金制度
勤労者福祉サービスセンター会費補助
研修制度
○新入社員教育
○社内技術研修会  (論文紹介)
○特許セミナー  (社外講師による)
○化学工学セミナー(社外講師による)
○工業英語研修会 (メールでの添削方式)
○安全教育    (部内安全会議・全社安全ミニセミナー)
○社外セミナー等の積極的な活用
過去3年間の新卒採用者数
6
過去3年間の離職者数
1
平均勤続年数
12
自己啓発支援制度
○資格取得へのサポート (受験費用の会社負担・合格時の祝金支給)
○自発的職業能力開発訓練休暇制度 
 (自発的に職業能力の開発・向上を目的として教育訓練を受講するために休暇を
  申し出、会社が求めた場合には有給の特別休暇を与え、また経費も支援する制度)
フリー入力欄1
毎月1回 社長を囲んで全社員一緒に昼食会を開催社長から社員へ直接のメッセージ結婚出産のお祝いや、資格合格のお祝いなども
フリー入力欄2
パフォーマンスの高い若手は積極的に登用、またプロジェクトに参画させ、よりキャリアアップを図らせています。
現在も入社5年目、20歳代半ばの若手社員が大型プロジェクトのサブリーダーに抜擢され、緊張感のなかで貴重な経験を積んでいます。
フリー入力欄3
パフォーマンスの高い社員には報酬で報いる「実力主義賃金制度」です。
月額賃金には年齢給や勤続給はありません。賞与についても、総額は決められた業績連動計算式に基づいてガラス張りで算出。個々への配分は基本給に関係なく、責任等級ごとの成果と行動のパフォーマンス評価によるポイント制で決まります。年齢や勤続年数に関係なく、頑張れば報いられる制度です。

技術はどこもすばらしい。その中で、どんなふうに社会に貢献しているか。それも意識して就職活動をしました。

Y.T

Y.T

2017年入社

出身校
大阪教育大学大学院 教育学研究科
役職
研究部

現在の仕事内容は?

自社製品の中でも、開発の初期段階での基礎研究を担当しています。お客様のニーズに合うデータをとったり、新しい用途を発見。データは営業をとおしてお客様に届けます。その後、営業をとおしてお客様から質問をいただき、回答を返す、といったことです。

技術面でのチューニングが必要なときは、自らお客様を訪問。研究室にこもるだけの仕事より、外に出ていろんな人に会いたいと思っていたので、このスタイルが合っています。お会いしてお話しながら、お客様と一緒に問題を解決していくのがうれしいんですよね。

この会社に決めた理由はなんですか?

小西化学工業の社名を知ったのは、元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞氏の著書『成毛眞の本当は教えたくない意外な成長企業100』。化学系メーカーの中でも社会的評価が高いと知って興味が湧きました。

ビジネス面で強みがあるとわかったことも決め手の一つ。スルホン化技術を応用した新工場を創設するというニュースを見て、「業績のいい企業なんだ」と思ったんです。研究テーマだけでなく、企業としての将来性にも着目していました。

入社してから今までで印象に残っていること

入社1年目の6月、上司とともにお客様を訪問しました。技術の課題について、詳細に打ち合わせするためだったのですが、「こんなに早くから一人前とみなして参加させてもらえるんだ!」と思いました。

わからないことが多い中、自分が担当しているテーマについて説明。緊張はしましたが、いい経験になりました。一人ひとりの適性を見て、やりたいと思っている方向に導いてくれる会社であると改めて感じた出来事でした。

この仕事のやりがい

お客様の技術面の課題を解決できたときが一番うれしいです。私が解にたどり着くことでお客様の仕事も前に進む。着実に前進しているという実感がありますね。
論文がゴールのアカデミックと違い、企業の研究にはタイムリミットがあります。それは厳しくもありますが、私にはキビキビ動く方が合っているので、苦にはなりません。

「こういうことに役立つ」とバシッと言える、社会貢献につながる製品が多いのも当社の魅力。電気自動車のような、これからの生活をガラリと変えるような技術に挑み、自分の存在感を示していきたいです。

就職活動の皆さんへメッセージ

どの企業も、それぞれにすばらしい技術を持っていると思います。その中でどう選ぶか?社会的な動き、モノの流れも見て選んでください。
私の場合、「どういうものをつくっているか」「どんな形で貢献しているか」ということに着目しました。こうした視点も一つの方法です。技術そのものに焦点を当てがちですが、その先にあることや現象のことも考えてみれば、自分はそれがしたいかとか、興味がある・ないといったこともわかってくるのではないでしょうか。

小西化学工業株式会社

お問合せ先

採用窓口
〒641-0007
和歌山県 和歌山市小雑賀3-4-77
k.otani@konishi-chem.co.jp

担当

総務部/ 大谷一之

最寄り駅

JR紀勢線 宮前駅

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